Since 2018.09.12
 

◆190316 #26 エンジェルアイズ ◆190310 #25 ひだまり ◆190303 #24 費やした時間 ◆190224 #23 ありがとう
◆190217 #22 巡る季節 ◆190210 #21 雪の朝 ◆190203 #20 空っぽ ◆190127 #19 待つということ
◆190120 #18 ずっと後になって ◆190112 #17 青い花 ◆190106 #16 リメイク ◆181230 #15 祈り
◆181224 #14 冬の午後3時 ◆181216 #13 変わらないもの ◆181209 #12 それぞれの時間
◆181202 #11 見上げてごらん ◆181125 #10 心のバランス ◆181121 #9 美術館 ◆181112 特別編「ライブレポート」
◆181105 #8 メダル オブ ドリーム ◆181027 #7 中森明菜 ◆181022 #6 ただ海を見に行く ◆181014 #5 フォトグラフ
◆181008 #4 心の距離 ◆180929 #3 秋の訪れ ◆180921 #2 ブラタメリ ◆180912 #1 祝 かわもとひろのぶ.com スタート
 

 



#27 東京という時間
 
2019.03.24up
 
ゆっくり とてもゆっくりと歩く

いつも話せない自分と話せる

Fin

映画のエンドロールのように

気づけばいつも

街のネオンに笑われる
 

 
幸せな暮らしに慣れた頃

一度は手紙を書いて欲しい

僕の愛し方を変えるため

のろけてる方がいい

〜かわもとひろのぶ 1982年作品  『古いラブソングは似合わない』〜


無口になったり饒舌になったり

不思議な街 東京

 


#26 エンジェルアイズ
 

2019.03.16up
 
花屋の店先に
ビオラ(エンジェルアイズ)

ジェニファー・ロペス主演の映画を思い出す

映画に教えられることは殊のほか多い

否定しない強さ
それもこの映画に教わったこと

 
 
いつか肩を寄せて

眺めた海の夕焼け空

もう思い出せない

鮮やかな色も雲の行方も

途切れた愛の記憶の箱の中

優しく裏切ることが出来るかしら

〜かわもとひろのぶ 1982年作品『リタルダント』〜

春を待つ週末の都会の青空
心のテンポも次第にゆっくりと

 


#25 ひだまり
 
2019.03.10up
 
もうすぐ春 Take it easy

気づけばいつも

足元のひだまりが笑っている

 
 
訪ね人もない 静かな午後は
手紙書いてみるよ
出す宛てはないけど

〜かわもとひろのぶ 2017年作品 『ひまわり通信』〜

スクリーンのない映画の様な作品

映像は心の中でセルフサービス

 


#24 費やした時間
 
2019.03.03up
 
エミリー・ディキンソンの詩の一節

Water is taught by thirst
水は渇きによって教えられる

大切さの気づきは普段の生活の中でもしばしば

もちろん水はたとえ

 
 
池に投げた石で出来た波紋の淵で
君が笑ってた
ただそれだけの仲だった
ただそれだけの仲だった

〜かわもとひろのぶ 1977年作品『Windless City』〜

どうして 何もかも こんなに 気づくのに時間がかかったのだろう

 


#23 ありがとう
 
2019.02.24up
 
ビルの谷間の静かな公園

日向ぼっこには まだ少し頼りなさげな冬の陽射し

空の青さに独り感じているもの

言葉には置き換えられない

 
 
いくら話しても話し足りない  夕陽傾いて

「明日また会おう」そう言って いつも別れたね

〜かわもとひろのぶ 2016年作品 『桜の花が咲く頃に』〜

今日も楽しかった一日が終わる

ありがとう

 


#22 巡る季節
 
2019.02.17up
 
宇宙には方位点 円には中心点が
無限もしくは存在しないこと

イタリアの作家アントニオ・タブッキは小説「イザベルにある曼荼羅」の中でそこに真理と心理を
うまく重ね合わせています
 

 
優しさなんて形のないもの
愛情なんて姿のないもの
男と女はそれでも生きている
人間なんて仕方のないもの

〜かわもとひろのぶ 1979年作品『赤銅色の季節』〜

待つこと 追い求めること
何ごとも残るはわずか

 


#21 雪の朝
 
2019.02.10up
 
かわもとひろのぶがさだまさしのコンサートに足を運んだ

表は雪が降ってる 一面の薄化粧

グレープのデビュー曲 「雪の朝」

折しも東京はこの冬一番の寒さで朝から雪

抒情フォークという言葉があってもなくても さだまさしが かわもとひろのぶが 描き続ける春夏秋冬の心の景色が美しい


 
 
人間の歴史はいつの時も繰り返し
川の流れを見つめる人がただ違うだけ

〜かわもとひろのぶ 1979年作品『片田舎のロマンス』〜

ひとり旅をする人はいない
きっと心に想う人がいる

 


#20 空っぽ
 
2019.02.03up
 
空っぽ

ただ街を歩く

時間を忘れて ゆっくりと歩く

どんな薬より心と身体に効き目あり

空っぽになれる
 

 
願いごとはいつもひとつ
君が君であり続けること
君のために出来ることは
僕が僕であり続けること

〜かわもとひろのぶ 1986年作品『宴の前夜』〜

ひとりでいたいとき
ふたりでいたいとき

 


#19 待つということ
 
2019.01.27up
 
臨床哲学の視点から鷲田清一さんが著された本の題名でもある 待つということ

思えば生まれてからずっと何かを待ち続けて生きていて

かわもとひろのぶCDに同封されている歌詞カード

そこには鷲田さんが現代社会に欠落しはじめたと指摘する 待つということ だけが記されていることに気づきます

 
 
流れる時を止めたい
出逢いの日に戻したい
比べる人のない安らかなあの頃へ

〜かわもとひろのぶ 1982年作品『てんびん座の女』〜

当時 単語の多寡によらず隙間の多い作品を多く残した かわもとひろのぶ

次世代に伝えたい名曲です

 
 


#18 ずっと後になって
 
2019.01.20up
 

読書感想文はすぐには書けない

ずっと後になって気づく

全てはそんなことの繰り返し

感動 愛情 感謝 後悔

いまは少しだけわかる
 

 
大切なものを壊さぬように

二人は生きていたね、、

二人によく似合う言葉がなくて

探し続けていたね

Oh my friend You’re my friend

いつも特別な二人

Oh my friend You’re my friend

君が誰よりも好きさ

〜かわもとひろのぶ 1986年作品『Oh My Friend 』〜

今日が暮れて行く

明日もまた朝が来る
 



#17 青い花
 
2019.01.12up
 
帰り道
季節によらず青い花を買って

探すと見つからない
探すのをやめると気づく心の妙薬
 

 
まだ遅くない間に合うはずさ

心縛るヒモを解き放せば

自由になれる身軽になれる

もう一度奇跡は起こる

〜かわもとひろのぶ1983年作品 『紙飛行機のラブレター』〜

頑張らなくていい
もう充分頑張っているから

青い花のメッセージ

 


#16 リメイク 
 
2019.01.06up
 
映画の話

1939年作Love Affair(邦題 邂逅)、1957年作An Affair to Remember(邦題 めぐり逢い)、1994年作Love Affair (邦題 めぐり逢い)

時が流れてもリメイクが重ねられる作品があります
 

 
いちばん大切なひとは

離れてみればよくわかる

君の涙の向こうには、、

〜かわもとひろのぶ 1981年作品『港で唄う子守唄』〜

懐かしむという心の作業
きっとそれも経た時間の静かなリメイク

 


#15 祈り
 
2018.12.30up
 
クリスマス お正月
春の桜が近づけば 卒業 入学

せめてすべての子供たちが
笑顔でその時間を迎えられるよう

 
 

残された者は

立ちどまるしかない 時を止めて

やがて遡る愛は いつも優しい

〜かわもとひろのぶ1983年作品  『早春のレクイエム』〜

I pray for your happiness .

 


#14 冬の午後3時
 
2018.12.24up
 
右上を小さく三角形に折ってあった短編小説の一頁

「ずっと いつもおんなじように続いていたのに いきなり何もかも変わってしまう年がくる」
 

 
本を読み 眠り
歌を聴き 街を歩く

君のその胸に冬の風吹く日は

心安らかにうたいたまえ

かけがえのない愛の花を

あぁ その手に抱きたまえ

〜かわもとひろのぶ1984年作品  『君のその胸に』〜

なんて無口で饒舌な冬の午後3時
 



#13 変わらないもの
 
2018.12.16up
 
水気のない枯葉がカラカラと
舗道を転がる少し風の強い午後

昨夜読み終えた何冊もの読みかけの一冊の余韻
 

 
幾度抱きしめた君のその身体

誰より愛しくて

僕を少年のときに連れ戻す

その柔らかさ

少しずつ空が高くなる

〜かわもとひろのぶ1982年作品  『大いなる坂道』〜

昭和、平成、つぎの時代

移ろい行くもの 変わらないもの

 


#12 それぞれの時間
 
2018.12.09up
 
夏の灼熱 冬の力のない陽射し

都会には都会の季節の色

人影少ない休日のアスファルトには 光の粒が悪戯な顔をして散らばっています

心をリセットする時間と空間

 
 
思い出したことは みんな心に流れるメロディが

とても遠くへ運んでくれた

影がずっとずっと 静かに僕を包んで

もう影踏みが出来なくなった

〜かわもとひろのぶ1977年作品『12月の影踏み』〜

今年ももうすぐ年の瀬

それぞれの師走 それぞれの時間

 


#11 見上げてごらん
 
2018.12.02up
 
夜の星もいいけれど
見上げてごらん
朝の空を 午後の空も


誰しも忙しい師走
気持ちの余裕がなくなって
寒さに筋肉もこわばって
視界も狭くなって

転んで骨折したりしたらタイヘン
 

 

あぁ 暮れゆく空高く

一番星見つけたと

無邪気に指さす君の

素直さを失くしちゃいけないよ


〜かわもとひろのぶ 1979年作品 『薄暮の街』〜


縮こまった身体と気持ちに気づいたら 深呼吸をしてみよう

あの日と同じ冬の空を見上げて



#10 心のバランス
 
2018.11.25up
新しいCDオールドルーキーに嬉しい選曲がありました

あなたらしさを失くさずに

いつも笑顔を忘れずに

愛を囁く言葉なんて

ありふれていてもいい

〜かわもとひろのぶ 1982年作品 『Twenty One』〜
 

 
片想い すれ違い
それも心のバランスのひとつ

副題のあるこの作品が僅か4曲の選の一曲となっていたことが
何故かとても嬉しかったです
 



#9 美術館
 
2018.11.21up
 

たぶん年齢相応に見える景色も
見たい景色も異なるのでしょう

美術館で過ごす静かな時間

瞳に映っているのは絵画そのものなのか その向こう側なのか  
 

 
やがて空は高く波は微かに凪ぐ

眠りから目覚めて

確かに僕は泣いている

〜かわもとひろのぶ1984年作品 『感傷海岸』〜

歌も絵画も純度の高い作品は
ダイヤモンドの如く
無責任に心を彷徨いに誘います
 



特別編 かわもとひろのぶライブ#10 ライブレポート
 
2018.11.12up
 
早いもので 「加齢なる復帰ライブ第一弾 かわもとひろのぶ 53歳の抵抗」が春の江の島虎丸座で催されたのが5年前のこと。

着地点未定のまま時は流れ、今日もかわもとライブ史上2番目の大入り、空席以外はすべて満席(本人解説^^)の中、楽しいライブが開催されました。

いつも通り来場された方々がそれぞれの聴き方でかわもと作品と接し、様々な感情移入をして時間を過ごしたのだと思います。 

直木賞作家であり早稲田大学で教鞭を執る重松清氏の楽しく懐かしい話、そして心温まるエールも手伝ってか、今日改めて思ったのは あの頃早稲田で同じ時間を過ごせて幸せだったこと、そして今日もこうして同じ時間を共有できて嬉しかったこと。

21世紀になってから作られた楽曲のリメイク盤として会場で販売されたCD『着地点未定』

かわもとさん本人のみならず、私も含めた会場の皆さん全員もきっと 着地点未定のまま人生を楽しみたいと思っていて 今日の楽しいライブ&トークショーも その道のりに素敵な彩りを添えてくれたように思います。

早稲田に行って良かったなと、アンコールも含め全16曲の今日のライブの間ずっと繰り返し繰り返しそう感じていました。

こうして今日も充実した気持ちにさせてくれた かわもとさん、出演者の皆様、心よりありがとうございました。

また半年後、素敵な演奏を聴かせてください、楽しみにしています。
 


ライブ#10 「オールドルーキー」 セットリスト

 

 
【第一部】
ひまわり通信/Goodbye Mr.スローバラード/セブンスターの箱が空になるまで
桜の花が咲く頃に/勇気ある船出/Hotel Immoral

【第二部】
スタートライン/てんびん座の女/約束の歌/相模線旅情
京浜賭博地帯/キッチン馬鈴薯/父娘日和/モデラート

【アンコール】
紙飛行機のラブレター/You are my musician
 


 
 


#8 メダル オブ ドリーム

2018.11.05up
 
いまはもう秋 誰もいない海

さまざま懐かしさを感じながら歩く 穏やかな秋の一日

水彩画家 アンドリュー ワイエス

はじめて目にしても
どこか懐かしさを感じさせる作風

リアリズム 何より弱者の味方という点で不思議なくらいかわもと作品との共通点を感じます
 

 
詩人になるよりは絵描きになりたいと

私は何度思ったことだろう

〜かわもとひろのぶ1981年作品  『饒舌』〜

1963年
JFケネディ大統領の決定によってメダル オブ ドリーム(自由勲章)がアンドリューワイエスに授与されました
 


  
#7 中森明菜
 
2018.10.27up
 
中森明菜の歌声を聴きながら

都内を散歩するのが好きです

駅周辺の雑踏を少し離れれば

そこにはもうひとつの素顔の

都会の景色があって 春夏秋冬

まるで森林浴のように深呼吸ができます

 

湖の上に舟を浮かべて

水面揺れる木の葉

ふたりして眺めてた

抱き竦められて息も出来ずに

受けた熱い唇 いまもなお忘れない



〜かわもとひろのぶ 1982年作品  『Goodbye Mr.スローバラード』〜

いつの日かと思いながら

人はいつの日も いつまでも

 


#6 ただ海を見に行く
 
2018.10.22up
 
ポルトガルの詩人 フェルナンド・ペソアは全く人格の異なる数名の異名でも作品を残しました

その異名のひとり、自然派詩人 アルベルト・カエイロ の詩(抜粋)

大切なことは 自然で穏やかでいること 幸せのときも 不幸のときも

見るように感じ 歩くように考えること そして死が迫ったら一日にも終わりがあることを思い出すこと 


記憶のヒダに眠る蒼い影は黄昏

遠くを見るあなたの瞳が泣いているようで

〜かわもとひろのぶ 1985年作品  『Just an only love song』〜


ただ海を見に行く

時には そんな週末も
 



#5 フォトグラフ
  
2018.10.14up
 
薄紅の秋桜

そういうだけである歌を思い出す

アルバムの幼い頃の写真

そこに映る懐かしい小さな自転車はとっくにもうないけれど

干からびて割れたハンドルのゴム

雨晒しで錆びついた金属部分のザラザラ

そこに触れたあの日と同じ指先が まだそのままここにある不思議さ

そう幼い初恋の日 繋いだ手

 

もし君に出会わなければ

本当の孤独知らずにいたよ

笑うはずもないフォトグラフ

今夜も抱いて眠る

〜かわもとひろのぶ 1986年作品  『心象風景』〜
 


 
#4 心の距離
  
2018.10.08up
 
今年の春 ハンガリー、ブタペスト郊外の食肉処理場を舞台にした「心と体と」という印象的な映画を古い映画館で見ました

例えば 電話のベル 、電話ボックス

少なくとも流行歌の歌詞としては時代の役割を終えた言葉たち

インターネット夜明け前の あの頃と いま

男女の心の距離はどう変わったのでしょう

 

 
水を噴き上げることもない老いた噴水

背もたれの壊れたベンチ

もう文字の読み取れなくなった古い時刻表

〜かわもとひろのぶ 1978年作品  『落葉前線』〜


近いようで遠い 遠いようで近い

男と女の心の距離

 


#3 秋の訪れ

 
2018.09.29up
 
晩年を茅ヶ崎で過ごされた開高健さん、愛すべき不良番長椎名誠さん、早稲田の大先輩 野田知佑さん

忙しい頃、そのキャンプや川下りの愉快な紀行文でよく束の間の心の旅をさせてもらいました

晴遊雨読が正しいと言わんばかりのお歴々

時が経ち、図らずもまだ忙しい

いま鞄の中には
「冬の犬」
アリステア・マクラウド著
中野恵津子訳

 
いくつもの季節が頼りなく過ぎても

記憶の糸を辿ればいつも貴女の笑顔がある

〜かわもとひろのぶ1984年作品 『Yes , I will』 〜

好きなひとを想うこと、
本を読むこと、音楽を聴くこと

青空と雨空が日毎に入れ替わり

今年も秋の訪れ

 

 
#2 ブラタメリ
 
2018.09.21up
 
都内を散歩していると時々思いがけない景色に出会います。

新国立競技場

もうこんなに出来ているのですね。なんだか少し感動。



その日のために準備を怠らず
歓喜の輪の中で熱く燃え
静寂に戻り自己を見つめ返し

スポーツも音楽も

待つ 訪れる 過ぎ去る

幸せな時間の輪廻に気づきます。
 
半世紀ぶりの東京オリンピック

「目の前にはいま僕を試す静けさ湛えた道が開く

走り続ける理由を胸に尋ねてみても答えはわからない」


〜 かわもとひろのぶ 2016年作品 『スタートライン』〜


その日 東京の街と空は
どんな表情を見せるのでしょうか
 


#1 祝 かわもとひろのぶ.com スタート
 
2018.09.12up
表情と表現

街の表情 空の表情 風の表情
海、そして愛するひとの表情

かわもとひろのぶの表現

日々の暮らしの中で出会った様々な表情を 言葉とメロディーに替えて表現する作業

誰よりも素敵な貴方のため
胸を熱くさせる歌を唄うよ


〜 1983年作品 「夏の終わりに」〜

群馬県の秘湯老神温泉の老舗旅館の壁に「夏の終わりに」という同名タイトルの油絵が掛けられています。

窓辺の女性の静かな後ろ姿。

この曲の存在を知っていたかのように絵画が存在し、その一枚に邂逅する奇遇、夏の終わりに。

 

 
かわもとひろのぶ作品と共に

ゆっくり、のんびり、

心の旅を続けましょう